オンラインチームビルディングアイデア集

リモートチームで笑いを共有!「最近面白かったこと」を語り合うオンラインアクティビティ

Tags: チームビルディング, オンラインアクティビティ, アイスブレイク, コミュニケーション活性化, 心理的安全性

はじめに:リモートワークで失われがちな「ちょっとした笑い」を取り戻す

リモートワーク環境では、業務に必要なコミュニケーションはデジタルツールを通じて効率的に行われる一方で、オフィスで自然発生していたような、業務と直接関係のないカジュアルな会話や、思わずクスッと笑ってしまうような出来事の共有機会が減少しがちです。このような「ちょっとした笑い」は、チームの雰囲気を和ませ、メンバー間の人間的な繋がりを感じさせ、心理的安全性を高める上で重要な役割を果たします。

本記事では、リモートチームの皆さんが短時間で手軽に実施でき、チームに明るい雰囲気をもたらすオンラインアクティビティ、「最近面白かったこと」共有タイムをご紹介します。このアクティビティを通じて、チームの心理的な距離を縮め、より活発なコミュニケーションを促すヒントを得られることでしょう。

アクティビティ紹介:「最近面白かったこと」共有タイム

概要

「最近面白かったこと」共有タイムは、チームメンバーそれぞれが、仕事以外のプライベートな時間や日常の中で体験した「面白かったこと」を短時間で共有し合うシンプルなアクティビティです。大笑いするような出来事でなくても、思わず笑顔になったこと、クスッとさせられたことなど、些細なことでも構いません。

期待される効果

対象人数目安

少人数チームから大人数チームまで対応可能です。人数が多い場合は、ブレイクアウトルーム機能を活用すると、より多くのメンバーが話しやすい環境を作れます。

所要時間目安

5分から15分程度。参加人数や一人あたりの共有時間の目安設定によって調整します。短い時間を設定することで、気軽に参加しやすくなります。

準備物

具体的な実施手順

  1. 導入と目的説明(1〜2分):
    • アクティビティを開始する際に、簡単な導入を行います。例えば、「皆さん、短い時間ですが、最近あったプライベートでの『面白かったこと』を一つずつ共有しませんか。仕事とは関係ない、ちょっとした出来事で構いません。皆さんの人間的な一面を知ることで、チームの雰囲気を和ませ、お互いの距離を少しでも縮められればと考えています。」のように、目的を丁寧に伝えます。
    • 共有する際の簡単なルール(例:一人あたりの時間目安、批判的な発言はしない、話したくない場合はパスも可能など)を伝えます。
  2. 共有タイム(人数×目安時間):
    • 順番を決めて、一人ずつ「最近面白かったこと」を共有してもらいます。順番は、自己紹介のように固定順でも良いですし、挙手制にしたり、事前にツールでランダムに決めたりすることも可能です。
    • 話す内容は、通勤中の面白い発見、家族やペットとのやり取り、見たテレビや動画、SNSでの出来事、買い物でのハプニングなど、本当に些細なことで構わないことを改めて伝えると、参加のハードルが下がります。
    • 共有中は、他のメンバーは温かい雰囲気で耳を傾け、笑顔や相槌、テキストチャットでのリアクションなどで話し手をサポートします。
  3. 簡単な感想共有(任意、1〜2分):
    • 全員の共有が終わった後、もし時間があれば「〇〇さんの話面白かったですね」「私も似たような経験あります」など、簡単な感想や共感を伝え合う時間を持つことで、より一層の交流が生まれます。
  4. 終了:
    • 時間になったら、アクティビティを終了します。

成功のためのポイント

バリエーション

まとめ

「最近面白かったこと」共有タイムは、短時間で手軽に実施できるにも関わらず、リモートチームの雰囲気を明るくし、メンバー間の心理的な距離を縮める効果が期待できるオンラインアクティビティです。日々の業務に追われる中で忘れられがちな「笑い」や「ちょっとした会話」をチームに取り戻し、より人間的で温かいチーム環境を構築する一助となれば幸いです。ぜひチームの日常的な習慣として取り入れてみてください。